6月です。
梅雨の季節ですね。
雨はうっとうしいですが、雨上がりは土の香りがよくて結構好きです。
この香りがすると、いつも子どもの頃を思い出します。
長雨の日などは、外の雨の様子をじっと眺めているような子どもでした。
みなさんは雨、好きですか?
こんにちは、きりこです。
梅雨のせい?
首や腰が痛くてパソコン前に長く座っていられません。
ずっとX脚のまま、バランスの崩れた歩き方をしていたことと、
腰痛の関係はよくわかりませんが、少なからず影響しているはず。
最近は腰の筋トレも頑張っています。
筋肉は大切ですよね。あと、柔軟性も。継続は力なり!
先生に初めてメールで相談した日から、入院の日まで約1年半。
そのうちの半年間、先生は骨切りの勉強の為ドイツへ留学されていて、
最新の骨切りを学ばれている様子が、ブログから伝わってきていました。
私は仕事のお休みの調整を始めていました。
自分がお休みすることでの影響、、、
周囲の理解ほど助けになるものはありませんね。
迷惑をかけることへの引け目はやっぱりありましたが、
やるなら今!と気持ちのブレはなかったです。
この時までは、、、
1回目の診察・・・
先生とは、はじめましてです。
レントゲン、問診、触診、そして骨切りについての説明がありました。
「痛みはとれますか?」
「自転車乗れるようになりますか?」
「走れるようになりますか?」
私、質問攻め。
「そのための手術ですよ」と先生はいつも笑顔。
すごく可能性を感じましたね。
帰宅してから、もう一度考えました。
手術といえば、大きな決断なので。
そして、「手術を受ける」という決意をメールで伝えました。
先生からいただいた返信です。
「全力で治療させていただきます」
これまでの道のりを思い出して、素直に嬉しかったです。
2回目の診察・・・
入院の日も決まり、2回目のこの日は術前検査です。
手術のちょうどひと月前、遠方だからと一日にまとめてくださいました。
〇血液検査・検尿
〇心電図
〇肺機能検査
〇胸部レントゲン
〇麻酔科術前検診
〇MRI
などなど
血がどの位で止まるかっていう検査もありましたよ。
「耳たぶを少し切りますねぇ~」
看護師さんが手にしているのは、多分カミソリ。
それで、耳たぶを小さくサクッと切ったみたいです。ひえー。
標準時間内ぎりぎりで、無事に止血完了。
次はどこ?何号館?ほぼ迷子です。
看護学生さんに聞いて、余計に迷子。広いなぁ。
麻酔科では、「麻酔科泣かせね~」と言われました。
顎関節症で口があまり開かないことと、
以前から首に問題を抱えているため、首を反らしての麻酔はNG。
首で受診している病院へ確認をとっていただけることになりました。
揺れるこころ・・・人生は成るようになる
検査が進むと、いよいよだなという気持ちになってきますね。
あーわたし、骨切りを受けるんだー。
いろいろ考えたし、心の準備も万端よね。
なのに、、、
手術を決めてから何となくあった迷い、不安。
この日手術が現実として感じられるほどに、心が揺れました。
あんなに考えたし、納得したはず。
自分の出した答えにも自信がある。
お休みの調整もできてる。
頭の理解と、気持ちって別々だってつくづく感じました。
膝の手術といえば人工関節が主流のこの時代、
骨切りとなると認知度はほぼありません。
こつきりってなに??という質問、何度受けたことか。
そのたびに説明をしてきたけど、、、
そんな誰も知らない手術を受けていいの?
この選択は正しいの?
今ならやめられる。
「手術をしないという選択」もある。
術前検査をすべて終えて、最後は先生の診察でした。
検査結果は問題なし。手術の説明も受け、同意もしました。
そこまできてるのに、帰り際に先生に気持ちをぶつけました。
先生、困ったはずです。
やれやれですよ。ほんと、今さらだし。
ふっきれない私を見て、先生、ある人を私に紹介してくれました。
私の不安を晴らし、踏み出せるように。
この日があって、明日がある。
人生ってやっぱり面白い。