月別アーカイブ: 2017年12月

骨切り術後のことまで考えよう

お久し振りです、きりこです。
みなさま、いかがお過ごしでしたか?
もう師走だなんて、、、。
時の経つのが早すぎます。

さて最近のこと、ブログのアクセス数を見てあれ?って思いました。
このブログを読んで下さる方がちょっと増えたのです。
更新さぼってたので不思議でした。

なぜ?

きっとこれのせい

私は見逃してしまったのですが、2017年11月28日(火)
MBSテレビ「予約殺到!スゴ腕の専門外来スペシャル」という番組で
最先端のひざ手術として骨切りが紹介されたそうです。

登場した膝のスゴ腕ドクターは、横須賀市立市民病院の竹内良平先生です。
以前ブログで竹内先生の本「ひざ再生術で痛みをとって長生きする」を紹介させていただきましたが、そう、あの本を書かれた先生です。

思い起こせば、、、もう4年位前になるのでしょうか。
膝の痛みに限界を感じ、治療法についてひたすら調べていました。
漠然と知っていた骨切り、調べてもそのころは今よりももっと情報がなくて、
病院に行けば人工関節にするか、我慢かみたいな選択を迫られ(た気になって)、
悔しいやら、悲しいやらで途方に暮れていました。

今は、、、正直言って認知度が上がった!とは言えません。
でも、骨切りのことを数年前から知っている者として、新しい治療法として取り上げられることが地味(笑)ながら増えていること、しっかりと感じ取れます。

今回テレビで「骨切り」という手術の存在を知った方も多いはず。
自分で調べるきっかけになりますよね。
だからこそ、このブログに来てくださったのだと思います。

心構え

「骨切り術を受けても痛みが取れず、将来的に人工膝関節置換術が必要になる場合があります」

主治医から受けた術前説明の一部分です。
膝の痛みがなくなってこそ、手術をしてよかったと思える。
当然、私だってそうです。
そんなデメリットを了解した上で、なぜ骨切りを選択したのかは以前ブログにも書いたとおりです。

手術はゴールではなく、リハビリのスタートだと主治医にもよくよく言われます。
万全でない膝を守る筋肉は裏切らない、それは実感としてあります。
リハビリに覚悟を持って取り組む、この点は心して臨みたいところです。
体重管理もしないとですね。

ひとつのことを選択するということは、先々のことも含めた複数の選択なのかもしれません。
骨切りは決して魔法の手術ではありませんが、手にした一生自分の膝で暮らせるチャンスは、術後の心構えで何倍にも活かせるような気がします。

正解はひとつじゃない

私の場合、首の病気でいろいろと障害が出てしまいました。
小走り120m達成!できてたのに、今はそうはいきません。
でもあの日は確かに、私には骨切りの成果があったと実感していました。
私はそうでしたし、同じ手術を受けた骨切り仲間も順調のよう。
主治医のブログではスポーツ復帰をされた患者さんの嬉しい報告を読むことができます( → 関節鏡外科医のブログ )。

一方、ネットでの情報ですが、骨切り後の調子が今一つという方もいますね。
多くの人が受けている人工関節で、痛みがひかないっていう人もいる。

うーん
情報があったらあったで混乱する。
必要な迷いですし、やめる選択もあります。

今は、患者も自分なりに情報を得て、知識を蓄えて、取捨選択することができるようになりました。
「それぞれ」のメリット、デメリット。
病院は、治療法は、適応は、痛みは、医師は、実績は、経過は、長期予後は、リハビリは、、、etc
是非、お一人おひとりしっかりと調べられて下さい。




ご参考までに…

竹内先生が骨切り術について詳しく書かれている記事がありました。

Medical Note より
→「変形性膝関節症の手術
-術後のスポーツも可能な膝周囲骨切り術(Around Knee Osteotomy:AKO)とは?」



骨切りをやっている病院は?

下記のホームページ、再度リンクを貼っておきます。
以前より骨切りを受けられる病院が増えていました♫

ひざの痛みと治療方法 より
「高位脛骨骨切り術の相談や手術を行っている医療施設」




青空の下、出店でお芋を買ってみた、、、
美味しすぎ♡


12月
ちょいはやですが、Merry Christmas

寒さがますます厳しくなります。
しっかり防寒対策されて、風邪などひかれませんように。




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