骨切り?知らなーい

新しい年、いかがお過ごしでしょうか。
きりこです。

日々思うのですが、時間の経過が早すぎませんか?
今日はもう1月11日、鏡開きです。
今年も残すところ、、、

やりたいことを先送りしている余裕などない年頃の私としては、ちょっと焦ったりもします。
人生、やりたいことがまだまだたくさんある。
後回しにしてきたこと多すぎて(笑)
みなさんはいかがですか?



さて今回は、首の手術で入院していた時のきりこ的感想についてです。

「骨切りの認知度はまだまだ低い」

もちろんここで言う骨切りは改良型の方ですが、
昔の骨切りが認知度があったのかと言えばそうでもなさそう。
だから、骨切りといえば私たちにとっては耳新しいものです。
そして、みなさん知らないとおっしゃいます。
それを痛感した入院生活でした。


同室になった皆さんとはとてもいい方ばかりでした。
膝の悪い方が多かったですね。

入院初日から一緒で、もう家族みたいになったおばあちゃん
少し後に入ってこられた地元のおばさま
膝が痛いと検査入院された声が大きすぎるおばちゃん
私が退院間近に同室になられたおしとやかなおばあちゃま

3名の方は人工膝関節になられました。
検査入院の方は、近々人工関節にすると話されていました。
年齢的には60歳代から80歳代まで。

私が入院していた期間はひと月ほどです。
部屋の人数からすると、割合的に4名が人工関節というのは多い?
向かいの部屋にもちらほらいらっしゃいました、これから手術だという方が。
人工膝関節は本当にメジャーな手術なんだと、改めて思ったわけです。

変形性膝関節症の方、リウマチや壊死の方、原因はひとつではありませんでしたし、
年齢や膝の状態や諸々あって、骨切りが適応でない場合もありますよね。
それでも気になったので、それとなくリサーチしてみました。

「あの~、骨切りという手術を知っていますか?」

「こつきり?知らない。聞いたことないわー」

知っている方は、ゼロ
どちらがいい、悪いではなく、知らないということ。
仕方ないですよね。
今のこの情報不足の現実の中では、そうそうたどり着けるものではありません。

よーし、きりこが説明してあげよう!

自分の経験をざっくりと話しました。
伝わってないっぽい。
言葉だけじゃイメージしにくかったかな。

もっと伝えたい、骨切りを知ってほしい気持ちはありました。
でも、人工関節の術後の方、術前の方に、「骨切り」があるよという話しをする。
やはりそれにはためらいがありました。

大きな決断をされて、心細かったり、不安を抱えている方にそんな話し。
タイミング違いますよね。
それに、人工関節が間違った選択のように伝わってしまう怖さもあって。

迷って迷って選択された道、それが正解だと言ってくれた方がいました。
そしてその選択を応援してくれると。嬉しかったですね。
この言葉もあって、膝、そして首の手術を決める時、前に進めたというのもあります。

人工関節も例外ではありません。
だから私もその選択を応援したかったというか。
嬉しかったことを人に返す。
私がいらぬ骨切り話しをする必要はないと心にしまいました。

そこは、そう。
やっぱり、病院から、先生から発信してほしいわけです。
一般向けのセミナーや講座もいいかもしれませんね。

今回入院した病院のホームページには骨切りという記載はありません。
この病院では骨切りはやっていない。
だから選択肢にもあがってこないんですね。

ここだけでなく、他の多くの病院でもこんな感じなのかなと想像します。
メジャーな人工関節に対して、これが骨切りの今なのかしら?

いつか骨切りも当たり前になる日がくるかな。
そうなるといいのですが、まだ少し先かもしれません。

なんでも一歩目はあります。
私が骨切りを知った1年前、2年前、3年前よりは随分と前に進んでいるのは確かだし。

これからですね。

何もできませんが、、、影ながら応援したいです。

きりこ


ブログランキングに参加しています。
ポチが力になります!



「いいね!」「シェア」での応援もお願いします。