骨切りは膝関節温存手術です

こんにちは きりこです。

最近「よいしょ」と言わなくなりました。
立つ時の掛け声です。
少しだけ 心の中で言う。

どうにもならなくて、人の手を借りていた手術前。
人の優しさが身にしみました。
自分もそうありたいと思います。

事故から数か月後に仕事に復帰しました。
でも、完全に元通りとはいきませんでした。
歩くたびに、膝がずれる感覚、違和感。

「右膝前十字靭帯損傷」

スポーツ復帰!などの目標があるならまだしも
運動オンチの私には、2年続けて手術を受けようと
決意できるほどの理由が見つかりませんでした。

迷いました。
仕事のこと、それぞれの立場、目標などで選択も変わりそうですね。
みなさんならどうしますか?

翌年、結局手術を受けたのですが、
「膝のことを考えずに歩きたい」
そんなささやかな動機でした。

当時の主治医の先生の言葉です。
 「半月板が切除されてほとんど残っていないので、
 膝の老化が人より早いと思います。大事にしてください。」

X脚+半月板切除、いつか関節がはげはげになるリスクがある上に
靭帯が緩いままだったら、どうなっていたでしょう。

今の主治医の先生の言葉です。
 「靭帯を再建していてよかったです」

正解はひとつではないでしょう。
私の場合は、手術を受けたことで
「老化」の速度を遅らせることになったと思います。

でも老化って…他に言い方見つけたい。
あと加齢もそうですね。
歳を重ねるってステキなことです。
日本語は奥深いので、何かいい表現があるかもです。

「骨切り」も、かなり引きますね。
名前変えれば、印象が変わるのにと思います。

私が手術を受けた先生はこうおっしゃっています。

「膝関節温存手術」

自分の膝で一生暮らせる可能性のある手術

次回また。