手術後の不思議&骨切りが可能な時期と病院

こんにちは、きりこです。

8月になりました。
いかがお過ごしでしょうか。

念願だった歌のレッスンを再開しました。
かなりへたっぴ。
でも好きだから楽しい。
1年前は痛い膝を抱えてインドアだったので
レッスンなんて考えもしませんでした。


骨切り術アフターの不思議

① O脚に見える

立ち上がって脚を見てみると、右膝がO脚に見えるのです。
でもレントゲンを見ると確かにまっすぐ。

② 足裏への体重のかかり方

X脚だったころは膝が内側に入り込むので、
足裏の内側に体重がかかり外側が浮いていました。

膝が真っ直ぐになれば当然体重のかかり方も変わります。
足裏の中央に体重がかかるのだろうと思うのですが、、、

そのはずが、足裏の外側に体重がかかっています。
脚の形が変わったことによる錯覚みたいなものでしょうか。

歩く時バランスを取ろうと、いつも足裏に力を入れるので疲れます。
外側にインソールとか入れたら楽になるような、そんな感じです。

①だから②、みたいなことを考えるのですが、レントゲンはまっすぐ。

うーん、わかりません。
いつか先生に聞いてみたいです。

ただ、手術前の歩きにくさに比べたら大きな花まるです。


骨切り術が可能な時期

骨切りは自分の膝が残せる手術です。

手術を決意する場合、その方の膝はおそらく随分と悪い状態でしょう。
この悪い状態というのが、どの程度なのか。
自分の膝を残すという意味では、そこがとても重要なんだと思います。

ぎりぎりまで我慢してするのか、膝の余力を残してするのか。
そこの判断。

「20代でも、まだ変形が早期のうちに積極的に手術を受ける」
ヨーロッパではそんな骨切りの現状があると、
以前参加した市民講座で聞いてびっくりしました。

もともとO脚やX脚の人たちは膝の変形がすすむ可能性を持っています。
だから変形の早期から積極的に骨切りを受ける。
この理屈はわかりますが、なかなか難しい選択です。

そこまではいかなくても
悪くしすぎる前に考えることはすごく大事だと思いました。

自分が実際手術をして思うことは、
骨切りの成果が考えていた以上に大きかったという事実と、
正直、もう少し早くすればよかったという少しの後悔。

膝の外側がチリチリと痛い、押すと痛いというのは
関節軟骨が悪いというもともとの原因がまだそこに残っているからです。
長くX脚でいたために、せっかく再建した前十字靭帯に負担をかけ
また緩い状態になってしまったことも、そう思う理由です。

ただです。
もう少し早ければといっても、少し前ならなかった手術なんですよね。
今だからこそ「改良型」の骨切り術がある。
ぎりぎりセーフ、そういう意味ではラッキーだったのかも。

骨切りをするには変形がすすみすぎているケースがある。
骨切りに適した時期があるということ。
どんな治療を選択するにしろ、早目の受診は大切ですね。

日本人は我慢を美徳とするところがあります。
なんでも我慢しすぎはよくありませんよね。


骨切りどこでやってるの?

ひとつは今かかられている先生に相談されてみる。

あとはやっぱり、調べる(笑)

以前もご紹介したホームページ「ひざの痛みと治療方法」
手術の相談や、手術を行っている医療施設のページがありました。
 →「高位脛骨骨切り術の相談や手術を行っている医療施設」

ただX脚の場合は手術をしている病院が少なくて、紹介もありません。
迷われたら、兵庫医科大学病院、整形外科の中山寛先生に相談されるのもひとつのきっかけになるかもしれません。
きりこの場合はそうでした。

他にもあるのかもしれませんね。


骨切りのこれから

中山先生の「関節鏡外科医のblog」 2016年7月31日 の記事は
7月末に福岡で開催された
第8回「日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会」のことでした。
その中にこんな一行がありました。

「骨切り術だけで合計10個の発表となりました」

まだまだ認知度が低い骨切りと思っていましたが
骨切りに光があたっている!
それに、一生懸命に研究してくださる多くの先生がいらっしゃることも
嬉しく、力強く思いました。

今回のブログ、中山先生に随分登場していただきました。
みなさんの周りにも、きっといい先生がいらっしゃると思います。
大切な身体、人生を託す先生です。
この先生だ!と納得できる先生を探されてくださいね。


今回の締めは愚痴。
靴が脚にどんなに影響するか実感しているきりこ。
新しい脚に合った靴、、、と探し回りやっと見つけて買って、
気分よく履いて出かけたらゲリラ豪雨。
どうしてくれよう(泣)

ではまた~。


骨切りもひとつの選択肢


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