こんにちは、きりこです。
嬉しいことが!
骨切りを受けられた方から「体験記」をいただき、
今回みなさんにお届けする機会に恵まれました。
変形性膝関節症のAさん
手術を決意されるまでの経緯、術後の変化、体験してこその思いです。
骨切りについて知りたい方、手術を受けようと考えている方、、、
多くの方々の助けになると思います。
「私の骨切り手術体験」
-
はじめまして・・・・
私は普段から体を動かすことが大好きな、2度の骨切り手術をした50代の男性です。
右ひざに痛みを感じるようになったのは、5年ほど前だと思います。
職業上、勤務中のほとんどが立ち仕事、その仕事にも影響がではじめました。
また、休日には大好きなゴルフを楽しみにしており、膝の痛みを感じながらも、スコアアップに集中しておりましたが、徐々に痛みの方が勝りはじめ、ゴルフにも影響がでてきました。
そのころ、病院で診察していただき、骨切り術の事もお話し頂いたのですが、私の本心が拒んでしまったようで、でも痛みを軽減してほしい一心で、何とかしてほしいとご無理をお願いして、2013年に内視鏡手術をしていただきました。
しかし、かなり重度な状態まで放置をしていたため、膝が変形し、既に軟骨が無い状態でした。
その年の秋に痛みに耐えきれずにいた私に、先生が背中を押してくれました。
大げさな言い回しになりますが、既に私の気持ちは先生に託しており、100%委ねておりましたので、決断してからは、手術の日が待ち遠しく、術後の自分を頭に描く日々でした・・・
そして翌年骨切り術をしていただきました・・・
術後は毎日病室に先生が来てくださり、そのたびに膝の状態を見て ‘ いいですね!! ’ の連発・・・
ご自分の仕事に自信満々!!
その光景を見ることが、私の喜びでもありました。
確か術後4日~5日後からリハビリが始まりました。
その時に驚いたのが、意識して歩行することの難しさでした。
でも、担当のリハビリの先生も熱心に指導してくださり、1週間後には、車椅子から松葉杖歩行に進歩し、3週間後には退院できるまでになりました。
O脚の右足も真っ直ぐになり、退院後1週間で片松葉杖(念のため)ではありますが、職場への復帰も現実になりました。
それから4か月後に挿入しているプレート・ボルトを外すため、3日ほど手術入院をしましたが、良好です。
・・ここで問題がおきました。
それは右膝の状態が悪化している中、逆の左足に負担が掛かってしまっており、左膝に痛みを感じ始めました。
術後半年を過ぎた頃で、先生が海外へ留学されてすぐのことです。
留学前から先生にも心配をしていただいておりました。
そして年明け、私から先生に、左膝も手術してほしい意志をメールで伝えました。
早速お返事を頂き、そのお返事は、「帰国してすぐにしましょう・・」と言ってくださいました。
それからの数か月間が、待ち遠しかったですね・・
術前日、久しぶりに先生にお会いしたとき、お顔をお見受けした時の、私の安ど感は忘れられませんね・・
帰国後の早い時期に手術をしていただきました。
医学は日々進歩と言われておりますが、右に比べて症状が軽かったこともあり、1年前の右足の骨切り術とは、何かが違っていたような気はしました・・・
先生の医師としての革新も感じました。
それから、半年後にプレートとボルトを外し、今でも欠かさずトレーニングを続けており、歩行は全く問題なし!
ゴルフの練習も再開できるまでになりました。
この度の骨切り術を受けて思ったことは、自分の骨で、自分の足で歩ける喜び、また、執刀してくださった先生には、大変感謝しておりますが、術後の自分の努力をなくして、執刀していただいた医師の成功はない・・
すなわち、何も行動をしないで過ごすようであれば、絶対に治らない!!
努力なくして、成功はなしです!!
膝痛に悩まれている皆さん、手遅れになる前に、ご自分の骨が元気であり、まだまだ社会で頑張る気、満々の方、迷ってないで骨切り術を!!受けてください。
以上になります。
そう、プレート抜くんですよね。
短期間の入院で済むようです。
きりこはこれからです。
プレート抜いたら、もう異物はなくなる。
時々、プレートだろうと思うところが、しくしく痛くなります。
それもなくなるなら、楽しみでもあります。
膝の健康は、想像以上に人生に関わってくることが伝わってきました。
贅沢とは違う、心豊かな人生を送りたいという方は多いはずです。
そういう意味でも、たかが膝ではない、、、
痛みを放置せず向き合うことが大切だと思います。
体験記を書いていただきましたAさん、本当にありがとうございました。
熱いメッセージがみなさんへ届きますように。
骨切り術は、スポーツも可能な手術です。
Aさんが大好きなゴルフで、増々スコアアップされますように!!