月別アーカイブ: 2016年9月

入院生活のこと

2リンク 病院の時間

時間がゆっくりと流れていく日々。

あれやろう、これやろうと
いろいろ用意して行ったのですが全然やらない。
いつも時間がないので、入院中はあれもこれもと思っていました。
でもやらない。

整形外科入院は割と元気な人が多いです。
おやつタイムだとか、ティータイムとか言っては、
デイルームに集まってのおしゃべりに時間を使う。

食事や、シャワーのほか、リハビリを日に2単位、40分。
あと自主トレ。

時々検査。
レントゲンとか、CTとか、脚のエコーとか。

それでもまだまだ時間はあります。

窓の外に広がる武庫川を眺めながら、
外出できたら行ってみたい道を探したり。

満月見ながらお財布振ってる人を見たり(金運アップらしい)。

笑って、退屈したと贅沢いってたら退院の日が来てました。
そんな感じ。

でもこんなんでいいんだろう。
一日一日を「治す」ということに向けて過ごすってことで。

入院は確かに楽しいことではありませんが、
笑いながら退院の日を待てたことは幸せなことです。


050 消灯時間

兵庫医大病院の消灯は10時でした。
9時だと思っていたのに(喜)

その時間には「おやすみなさーい」と電気がバシッと消されます。
長い夜にするのが嫌だったので、お昼にウトウトは絶対しない。
きりこルール。

でも何度も目が覚めました。
シューシューというフットポンプの音、心電図らしき音、
カーテンをそーっと開ける音。
いびきとか、寝言とか。

それぞれの音にイメージを膨らませているうちに寝ています。
多分、いびきかいてたと思います。


050 起床時間

6時になると電気をつけに看護師さんがやってきます。
朝は苦手。
同室のメンバーはほんと朝から元気。
5時くらいからワサワサ気配を感じる。

手術後少しの期間は、朝に採血があったりします。
起こされて、朝いちブッスリ。
それと、確か日曜日の朝に体重測定がありました。

土日の朝は少し寂しい。
みなさん、家族や友人のお見舞いがあります。
きりこはなかなかそうもいかなくて、、、
ホームシック?

土日は嫌いだ。


050 関西の流儀

関西の方たちとの異文化交流。
同じ日本でもそれぞれの流儀があって、軽くカルチャーショックです。
時々、きりこの地方の流儀をバッサリ否定されることもありへこむ。

当たり前ですが、普通にみんな関西弁です。
自分だけ違うんですよね。
真似してみるけど、すごく難しいです。
試しに「ごみをほかす」って使ってみました。

気に入った言葉 「おおきにありがとぉ~」
そんな言い方しないよと言われましたが、
トイレでおじいちゃんが看護師さんに言ってました。

すんごくありがとうってことですよね。

途中、一度だけ部屋の移動がありました。
部屋が変われば新しい出会いがありますね。
といいつつ、最初に同室だった方たちとよく遊んでました。

大阪のパワフルおばちゃんは、話しに必ずオチをつけていました。
さすがですよね。

ほんと笑わせてもらって楽しかった。
人生を諭されたり、ちょっと傷ついたとき肩を抱いてくれたことも。
ほんま、おおきにありがとうです。

濃い日々の中での印象はこんな感じです。
関西の人は正直!
それから優しさの表現がストレート。

例えば車椅子でエレベーターに乗ろうとした時のことですが、
途中で閉まりかけたら、結構な距離でも走って戻って開けてくれる。
あと、迷っていたら、目的地まで案内してくれるとか。

これって当たり前?
そうでもないと思います。
すごく懐かしいです。

きりこ

入院って社会勉強



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