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走りたいという夢

こんにちは、きりこです。

突然ですが、夢のことを書きたくなりました。


null たとえば、超短距離のマラソン大会があったとしたら

参加できるでしょうか。

この歳になれば、走れなくてもあまり問題ないだろう、、、
と言われるかもしれません。

でも私、もう一度走りたい。
風を感じるなんて言ったらステキですが、それとは少し違います。

交通事故にあって、
膝が「アンハッピー・トライアッド(不幸の三徴候)」になって、手術をして。

あの時は、すごくリハビリ頑張りました。
退院後しばらくしてから、ジムにも通いはじめ、
腹筋わるぞ!と頑張りました。
大腿四頭筋も、もちろん鍛えましたよ。

そのジムには大きな窓がありました。
窓際にランニングマシーンがずらりと並んでいて、そこで汗をかく。
見える景色は商店街。
お買いもの、あの人何買ったの?とか見ながら走りました。


null 走るということ

事故以来、人の動きをよく見るようになっていました。
歩く人、走る人。
すごくないですか?

生まれてきた赤ちゃんに、歩く日、走る日がくる。
あの足の動き、もう奇跡だよねーみたいに思えてしまう。

靭帯ひとつ切れたくらいで、半月板ひとつなくなったくらいで
なぜそれができなくなってしまうのか、人間ってそんなにやわ?
おかしいでしょ。
でも事実そうでした。

ホノルルマラソン
もしかしたら、ポスターかなにかが貼ってあったのかもしれませんね。
ハワイで走ろう!みたいな。
私だっていつか走れるよね、、、夢・希望・妄想が膨らみました。

とはいえ、ホノルルのハードルは高すぎる。
地域で開催されるマラソン大会を探しあてて、
最短コースにエントリーしたんです。

わずか2キロです。
まあ、腕だめしだからと。
ランニングマシーンでかなり練習しました。
体脂肪率もぐんぐん落ちて、あの頃が一番ひきしまっていましたね。

小学生達が、とにかくとんでもなく速いんですよ。
当然遠慮なんてありません。
待ちなさいよ!(-“-)
でも、完走しましたよ。
できました。

ゴール直前の限界の中の意地、、、2人抜きました。
よくやった。
よくやったと思います。


null 走りながら思い出したこと、事故からのいろいろなこと

やっと復活できたという気持ちでした。
自分で自分を褒めるというあれですね。

あの頃はぎりぎり若かった気がします。
月日は流れ、、、
あの頃のようにはいかなくても、もう一度走る。
膝のことで悩む日々に一区切りつけるためのゴールです。
ゴールを形にするとしたら、私にはもう一度あれ、あのゴールなんです。

正直言うと、自信がありません。
2キロは、今の私にはかなり長距離です。

でも、やるかやらないかの選択です。
その日に向けて、少しずつ進んでいく。

9か月検診で、まだ走れないことを話しました。


null 「走りたいですか?」

先生、意外だったのでしょうか?

そして、「筋トレです!!」

結局、ここにつながってくるんですね。
筋力です。

というわけで、何をするにも筋肉。
筋肉ってすごいですね。
リハビリってことです。
甘くないなぁ。

手術をゴールみたいに思っていたらだめですね。
そこがスタート。

リハビリ、筋トレ
がんばらないといけませんね。



何のために手術をしますか?
私は、人生をもっと楽しむため。

みなさんの夢はなんですか?

きりこ