月別アーカイブ: 2016年5月

進化した骨切り術と、痛みのはなし

多数派の中にいると、なんとなく安心してしまう世の中だけど、
そうじゃないものにも目を向けてみる。
価値のあるものは、ひとつじゃないって思える今日この頃。
骨切りも、その価値あるひとつ。

こんにちは、きりこです。

骨切りが過去に行われていた手術で、大変な割に効果がイマイチ、、、
というマイナスイメージを払拭するにはどうしたらいいんでしょうか?

とりあえず、私はブログ書きます。
小さなことですけど、無駄じゃないと信じて。
というわけで、今日もお付き合いくださいね~。

みなさんは、どうやって病院を探しますか?
かかりつけの先生からの紹介、知り合いの経験談、テレビの情報。

私は、とにかく調べます。
様々な情報を得ることができるこの時代。
良くも、悪くも情報社会です。
「敵を知る」ではありませんが、知ることがスタート。

ハモという字は、魚へんに豊、、、
骨切りで検索すると、ハモの骨切り情報が。
鱧、鱧。

どこの病院でも骨切りをやってくれる訳ではないと学習したので、
骨切りを受けられる病院を探していました。
でも、先生を探すべきかな、そんなことも考えていました。

先生にはそれぞれ専門分野があります。
膝の専門外来を受診しても、骨切りの専門の先生とは限りません。
いくつかの病院で心折れたりして臆病になっていた頃です。
病院とか、先生とか、、、
正直、不信感満載でしたから(笑)

骨切りをやっている信頼できる先生を探す。
何を根拠にそんな漠然とした目的を達成できるのかは
わからなかったけど、そうしたいと思いました。

それにしても、骨切り術をやっている病院は全国でもすごく少ない。
特に、外反変形(X脚)の骨切り術を行っている病院は、、、

そんな中、出会ったブログです。

「関節鏡外科医のblog」 

ここには「骨切り術」が自分の膝を温存する手術であり、
一生自分の膝で暮らす可能性を秘めた手術であると書いてあります。
でも、昔のままじゃない。
しっかり改良が加えられた骨切りであるということも教えてくれます。
コメント欄もいい感じでした。

読んでいただいて、骨切りのこと知っていただければと思います。

 【高位脛骨骨切り術の場合】

    ・手術時間は、1時間程度
    ・手術翌日から立位、可動域訓練
    ・入院期間は、3週間程度
    ・ほぼ歩いて退院、不安があれば松葉づえ
    ・プレートを抜いたら異物なし
    ・高額医療適用  

    などなど

長期のギブス固定や、長い入院期間を必要とした過去の骨切りではない
ことがわかりますよね。

みなさん
骨切りのイメージがだんだん変わってきたよ、とかありますか?
なんとなくいい感じに思えてきた・・・
そうなら、きりことしてはかなり嬉しいです。



さて、もっと具体的なイメージ作りのために
きりこの入院中のことも少しずつ書いていきますね。

手術後は痛くないの?
どの位で歩けるの? 
ほんとにまっすぐになる?

私自身が聞きたかったこと。
まだまだたくさんありましたが、今回は痛みのお話しです。


「手術した日の痛み」

術後の痛みですが、骨切りですよ。
それは痛いでしょ。

それがですね。
きりこの場合ですが、
痛くて痛くてっていう記憶ないんですよ。

手術をした夜
痛み止めの点滴があったのですが、ほとんど使わず朝になりました。
動くと痛いけど、薬を使うほどじゃない。

痛みのコントロールをしっかりする。
ここもポイントみたいです。

動けるようになって、リハビリが始まって、と
段階を追っていくと、痛みも変化してきます。
それについては、また書きますね。
ただ、どの時点でとらえても、案外平気ということです。

手術を受けた夜、この夜は一睡もできませんでした。
痛くてじゃなくて、お昼に寝すぎたためで。
寝られない方が何倍もつらかった、、、
夜ってこんなに長かった?

つらい長い夜、たびたび看護師さんが来てくれて声をかけてくれる。
それがすごく助けになりました。

痛みは個人差がありますが、心配しすぎないでください。

不安なことは、みんな先生に聞いてみるのがいいですね。
知らないから、余計に不安です。

知って安心、骨切り術。
あ!標語完成。